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MANIFATTURA CECCARELLI / 今期はウールに注目
MANIFATTURA CECCARELLI(マニファッチュラチェッカレッリ)より新作が届いております。
今期はウールに注目です。
“PANNOGROSSO DI CASENTINO”
イタリア、トスカーナ地方アレッツォから北に位置するカセンティーノ地区は、1300年代から生産されている伝統的毛織物の産地として有名です。今回紹介の2型はこの伝統的なウール生地を使用。ミュールシングされていない羊の毛を使用してます。
もともとは、羊飼いや狩人たちの仕事着に使用されていた毛織物で、巻き毛を作ることでウールの層が2層になりそれによって保温性を確保しております。目を詰めて織ることで水も通しにくく、加工なしのナチュラルな撥水性があります。
織れる会社が現在2社しかなく、とても貴重な生地。
MANIFATTURA CECCARELLI / WOOL ALLIGATOR JACKET
当店で馴染みあった“Filson Italy”のRailroadman’s Coatを思い出します。やっぱりこの形はブランドのアイコンなのでしょう。縫製、シルエット。本当に細部まで拘りぬいた一枚に仕上がっております。
今回は中綿にもウールを採用しております。一般的には化繊の中綿のところを100%ナチュラルヴァージンウール。ヨーロッパの素材選びには“ナチュラル”や“オーガニック”という傾向が強いそうで、一見珍しい中綿ウールですがこれからの時代にフィットしているのではないでしょうか。
縫製はもちろんですが、ライニングは袖のみナイロン使い。スナップにはちゃんとレザーをかましたり、、挙げだすとキリがないほど丁寧に作り込まれております。もちろん、保温性も非常に高いです。ジャケットよりのこのルックスからは想像出来ないほど。真冬のアウターとして十分機能することでしょう。
MANIFATTURA CECCARELLI / CLASSIC VEST
こちらは美しいシルエットの一枚。保温性を確保した素材使いによって、インナーとして取り入れると大変重宝しますね。タックイン、タイをしめたスタイルがよく似合いますね。
ワークシャツでタイドアップ。上品さと無骨さをあわせもった一枚だからこそ成し得るスタイルです。
今回は素材の説明に力が入ってしまいました。本当に魅力いっぱいの一枚に仕上がっておりますので、是非お店でお試しください。
shibata